あうとわ~ど・ばうんど

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EFG Trio - Kopros Lithos

注文してみたらタッチの差で在庫切れになり、待てど暮らせど入荷しなかったり、かと思えば、忘れかけたころに、ひょんなことで簡単に入手できたりする。そんな一枚。

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EFG Trio - Kopros Lithos
Peter Evans(tp) Agustí Fernández(p) Mats Gustafsson(bs, alto flutephone)


このアルバムが素晴らしいことは、聴く前から分かっていた。そして、聴いたら、やっぱり素晴らしかった。

楽器の可能性を限界まで(もしかすると限界以上に)引き出す異能の3人のこと。彼らにできぬことはないのだ。それぞれの楽器が、それぞれに打楽器を兼ね弦楽器を兼ね管楽器を兼ねる。一例をあげれば、時にトランペットが和笛の響きを取り出し、バリトンサックスは鼓の音を模し、ピアノが弦を掻くさまは箏のようだ(かといって、和楽のフレーバーはまったくない)。無限の音を紡ぎ出し、それが精緻に重ね合わせられ、絶えず高みへと連れ去られ、即興音楽の快楽の渦に巻き込ませてくれる。