Kruglov / Sooäär / Lapin / Yudanov - Military Space
先日のIvo Perelman注文時、ついでに、Leo Recordsが最近推しているらしいAlexey Kruglovを聴いてみようと思い立ち、どれにしようか迷ったが、とりあえず最新の作品を選んだ。
- アーティスト: Alexey-Alexey Lapin-Jaak Sooaar-Oleg Yudan Kruglov
- 出版社/メーカー: Leo Records UK
- 発売日: 2013/11/08
- メディア: CD
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Alexey Kruglovはロシアのサックス奏者。1979年生まれらしいので、若手というより中堅クラスの域だろう。
アレクセイ・クルグロフはアルト、ソプラノ、バセットホーン、笛、トロンボーンのマウスピースを取り付けたテナー、プリペアドサックスという多くのリード楽器を用い、時には2本同時吹奏なぞも披露しながら、とにかく愉快に演奏を展開していく。ヤーク・ソーエール(?)のギターも多彩な音響効果を駆使して空間をヴァラエティ豊かに色づけ、その対比もあってか、アレクセイ・ラピンの奇を衒わないピアノが非常に生きていて、サウンドに広がりが生まれるようだ。
アルバム全体としては、どこかポップさも感じられるフリージャズという印象で、ジャケのイメージもあるが、SF志向フリージャズと呼んで差し支えないのでは、と感じた。
参考
ところで、調べてみると、クルグロフは近々ACTレーベルからヨアヒム・キューンとのデュオアルバム「Moscow」がリリース予定だそうだ。