あうとわ~ど・ばうんど

Raoul Björkenheim - eCsTaSy

先日のThumbscrewと同じレーベルから同時リリースされた、Raoul Björkenheimの新作も入手していた。

Ecstasy

Ecstasy

Raoul Björkenheim(elg) Pauli Lyytinen(sax, kalimba) Jori Huhtala(b) Markku Ounaskari(ds)

フィンランドの変態ギタリストと言われる(らしい)ラウール・ビョーケンハイムのアルバムに触れるのは、Scorch TrioやBoxなどのRune Grammofonレーベルの作品を聴いて以来。なので、それ以外の演奏を知らず、イメージとしてはフリージャズ~フリーロック系の演奏をする人、だったのだが、このCDは何とも堂に入ったジャズ、フュージョン、プログレ?っぷりで非常にわかり易い(むろん、音楽はそう単純ではないけれど)。

ビョーケンハイムのギターはメカニカルフレーズからフリー的アプローチまでを駆使するが、サックスも同様に呼応して、とにかく爽快感あふれる「ジャズ」を聴かせてくれている。ビョーケンハイムって、こういう音楽も作れる人だったんだねえ。

試聴