2013年ベスト
あけましておめでとうございます。
さっき、昨年のブログを読み直したら、えーあれもこれも2013年なの?と、すでに遠い記憶の彼方のものもいっぱいありますが、とくに印象に残ったものをば。例年のようにミュージシャンやレーベルのダブりはなるべく避ける方針で。
輸入盤
- アーティスト: Charity Chan/Peter Evans/Tom Blancarte/Wease
- 出版社/メーカー: CD Baby
- 発売日: 2013/09/16
- メディア: CD
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http://outwardbound.hatenablog.com/entry/2013/11/14/023258
- アーティスト: Tim Snakeoil Berne
- 出版社/メーカー: Ecm Records
- 発売日: 2013/10/03
- メディア: CD
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http://d.hatena.ne.jp/joefree/20131006/1381061729
John Bucher Matthew Shipp at OTO
John Bucher(ts, ss) Matthew Shipp(p)
http://d.hatena.ne.jp/joefree/20130417/1366202623
Peter Evansの進撃が止まらない。「Zebulon」も凄かったが、より新しい作品を選んだ。Tim Berneの新作は胸がすっとした。ここまではすんなりと決まって、残る一枚をどうしようかと悩んだ(Anthony Braxtonと迷った)挙句、John Butcherにした。他に印象に残っているところではブロッツマンの5枚組とかロスコー・ミッチェルとかPet Bottle Ningenのセカンドとか御馴染みのヴァンダーマークとかマッツとかマーズとか、とにかく沢山。そういえば、今年の3枚には、なぜか、メアリー・ハルヴァーソンの名前がない。
国内盤
- アーティスト: blacksheep
- 出版社/メーカー: velvetsun products
- 発売日: 2013/08/18
- メディア: CD
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http://d.hatena.ne.jp/joefree/20130819/1376846761
- アーティスト: トリオねじ×林栄一
- 出版社/メーカー: FULLDESIGN RECORDS
- 発売日: 2013/10/30
- メディア: CD
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http://d.hatena.ne.jp/joefree/20131105/1383585289
- アーティスト: 明田川荘之
- 出版社/メーカー: AKETA'S DISK
- 発売日: 2013/01/27
- メディア: CD
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まず、「∞-メビウス-」は外せないところ。音楽にインスパイアされて妙な感想を書いてしまった(スタニスワフ・レムの「完全な真空 (文学の冒険シリーズ)」にも敬意を払いつつ)が、かつてのSF少年からSF中毒者への捧げものと受け取っていただければ幸いである。ん~メビウス。加藤さんのアルバムは「七つの扉」という大傑作もあった。ちなみに、ブログに加藤さんのライブに行きたい、と書いておいて、せっかく先月札幌に来たのに行かなかった大ばか者である。残る一枚はアケタさんにした。10月に札幌でピアノソロを観たが、あれも素晴らしかった。国内盤は、輸入盤に較べると最近あまり聴いていないのだが、他には藤井郷子ニュートリオも良かった。
発掘・復刻盤
- アーティスト: エリック・ドルフィー
- 出版社/メーカー: ユニバーサルミュージック
- 発売日: 2013/10/23
- メディア: CD
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http://d.hatena.ne.jp/joefree/20131102/1383389851
- アーティスト: 藤川義明&イースタシア・オーケストラ
- 出版社/メーカー: SUPER FUJI DISCS
- 発売日: 2013/02/20
- メディア: CD
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http://d.hatena.ne.jp/joefree/20130223/1361599469
- アーティスト: ハンニバル・マーヴィン・ピーターソン
- 出版社/メーカー: Kindred Spirits/ritmo calentito
- 発売日: 2013/01/27
- メディア: CD
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http://d.hatena.ne.jp/joefree/20130205/1360075890
発掘・復刻モノは毎年目白押しで、選ぶのはなかなか悩ましい。エリック・ドルフィーはダグラスセッションの未発表集も出たが、衝撃度では「アウト・トゥ・ランチ」の未発表2曲が勝る。しかし、なぜ2013年などという中途半端な年(一応、生誕85年ではあるが)に、一気に2枚も出すかなあ、今年ならば没後50周年だったのに。イースタシアオーケストラは怒涛の3連続リリースそのものが対象なのだが、完全未発表の「三月宣言」に代表させる。ハンニバル・マーヴィン・ピーターソンもよくぞ出してくれましたの一枚。