あうとわ~ど・ばうんど

Marc Ducret / Tower vol.3


ギターがリーダーのアルバムといえば、これも入手からちょうど2ヶ月ほど経つが、折に触れてよく聴いている。

Marc Ducret / Tower vol.3
Aylor Records, 2013
Marc Ducret(elg) Fidel Fourneyron(tb) Sylvain Lemêtre(vib, xylophone, marimba, per) Matthias Mahler(tb) Alexis Persigan(tb) Antonin Rayon(p, celesta)

マルク・デュクレの『Tower』4部作の最終作品。これまでの3作と違い、演奏曲は共通ながら掴みどころがないというか、特異な編成のおかげもあってかなんとも不思議な響きで、しかし妙に心惹きつけられる。実は4作品の中で最も気に入っており、おそらく今年これまでのところ最もよく聴いたアルバムだろう。