あうとわ~ど・ばうんど

Anthony Braxton Quartet (Moscow) 2008

アンソニー・ブラクストンがらみのメアリー・ハルヴァーソン参加作品は、実は未聴が多い。

Moscow 2008:Composition 367b

Moscow 2008:Composition 367b

Anthony Braxton(sopranino, ss, as, contrabass-cl) Taylor Ho Bynum(cor, flh, piccolo-tp, bass-tp, valve-tb) Mary Halvorson(elg) Katherin Young(bassoon)
このカルテットには、メガネ女子フリージャズ界(そんなものがあるかどうか知らないが)の2大ヒロインが参加している。一人は言うまでもなくわれらがメアリーだが、もう一人がバスーン奏者のキャサリン・ヤングで、この姉妹のようにもみえる2人(中ジャケ参照)が揃っているだけでも注目に価する(もっとも、今後、3大とか10大とかに増える可能性は大なのだが。苦笑)。
そういえばよく考えてみると、ブラクストンとテイラー・ホ・バイナムの2人はメガネ男子であって、このグループは、メガネ女子たちがそれぞれ一つの楽器でサウンドの屋台骨と多彩な色付けを担うのに対し、それにインスパイアされたメガネ男子たちが多くの楽器を持ち替えて遊びまわるという風情も漂う。
参照・アルバム収録ライブの動画