あうとわ~ど・ばうんど

カニバンド20周年

昨夜は、札幌OYOYOへ。

カニバンド20周年おめでとうLive
カニバンド歴代メンバー +ゲスト 林栄一(as) 石渡明廣(g) 北垣響(b) 竹村一哲(ds) 石田幹雄(p)

秋田祐二氏率いるカニバンドの結成20周年ライブ。
おそらく94、5年ごろ、リー・オスカーの前座バンドとして出てきたのが、私がカニバンドを初めて観た時である。当時、ホーンは3、4人だったと記憶しているが、その後北海道を離れ、帰ってきて久しぶりに観ると、現在見るようなフロントが10人以上居並ぶ巨大バンドに変貌していたのだったっけ。
第1部、秋田氏によってメンバーが続々呼び込まれていく。元メンバー(東哲也(tb)の姿も!)も加わっているので、とにかく人数が多い。ホーンは20人ぐらい居ただろうか。で、演奏が始まるとおなじみのナンバーたちが凄まじい音圧で迫ってきた。
第2部前半は、秋田氏とゲストによる札幌版MAZURU というか、MAZURU トリビュートバンドが登場。同じメンバーで演った先日のライブは観てなかったので、少曲数ながら嬉しい。ちなみに、9日の『柳樂亭ジャズ放談』で吉田隆一氏が、エリック・ドルフィーオーネット・コールマンの「微妙に低い音程のぶら下がり」に言及していたが、日本人では林栄一氏の音にそれを最も強く感じるのだが、いかがだろうか。
続けて、カニバンドメンバーが加わって総勢30人(?)の合奏で大団円。
それにしても、草創期メンバーのО氏はタイヘンだったなあ……