あうとわ~ど・ばうんど

Ivo Perelman / The Hour of the Star

出版記念その11。にして、ようやく本書記載アルバムが登場。

Hour of the Star

Hour of the Star

Ivo Perelman(ts) Matthew Shipp(p) Joe Morris(b) Gerald Cleaver(ds)
実は、本発売の直前に慌てて入手したのである(苦笑)。
イーヴォ・ペレルマンの魅力に関しては私自身かつても書いているし、何より、「聴いたら危険」で田中啓文さんが書いていることに屋上屋を重ねることはない。
で、アルバムについて、ということになるのだが、マシュー・シップが参加していることから、参照項として容易にかつてのデヴィッド・S・ウェア黄金カルテットのことが思い浮かぶし、特に3曲目のピアノはウエア・カルテット往時のサウンドによく似ている。しかしながら、時間をたっぷりかけてぐつぐつ煮立っていくようなペレルマンの個性は、それとは一線を画した魅力を引き出していて、このメンバーがパーマネントグループとして熟成していけば凄いことになるんじゃないか。
と思っていたら、マシュー・シップ抜きの新作情報が。
Family Ties

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