あうとわ~ど・ばうんど

裏話その3

昨日の「メガネ女子」比喩もそうなのだが、今回ミュージシャン紹介文を書くにあたって、「一つの文章の中に必ず一か所、妄想的あるいは偏執狂的一文を挿入すること」を自らに課している。

それは田中啓文さんの本であることを私なりに意識してのことだったが、別の思惑もあった。

というのは、その部分は少し読みづらくして、途中まではスラスラ読めてもそこで少しシフトダウンさせゆっくり読んでもらう効果を狙ったのだが、編集者さんはそれを文章上の欠点だと思ったらしく(素人の文章なのだから無理もないが)、届いた本を読むと“読みやすく”改変されてしまっていた・・・・