坂田と秋田

札幌OYOYO：坂田と秋田
坂田明(as, cl, vo) 秋田祐二(b)

坂田氏の変わらずふくよかな木管の音と軽妙な喋り、本日はウッド（故・川端民生氏の形見）を弾く秋田氏の温かな響き、に酔う。
演奏曲は坂田氏の近作収録からのセレクトだが、「ひまわり」「死んだ男の残したものは」のような最近の（泣かせる）定番に加え、「ロンリー・ウーマン」がひときわ心に残った。こういうメロディー強度の高い曲で聴くと、坂田氏のあのブギョーッはすべて“CRY”なのだということがよく分かる。
ちなみに客席には、来札中の早坂紗知・永田利樹夫妻の姿もあったが演奏に加わることはなく、坂田氏が思わず即興で名曲「さっちゃん」を披露する場面も、残念ながら無かった（笑）