あうとわ~ど・ばうんど

ジャズに棲む怪物たち

ドルフィーを笑いながら聴いていいのか、というのは、ドルフィーファンの永遠の課題だと思うが、よく考えると、あんなにげらげら笑える演奏もないのだ。

田中啓文さんの Web 連載「KOBEjazz.jp|田中啓文のビッグバンド漫談」で、エリック・ドルフィーが取り上げられている(上記引用は、その連載から)。

ぼくも、ブログを始めた当時は、自分なりのドルフィー論を綴って行こうという野望を持っていたのだが、結局ぼくの手には余り(その無残な成果に興味ある人は、探してみて下さい)、いつの間にか半分諦めてしまっている。田中さんも書かれているが『ドルフィーについてなにかを書くというのは、つねにむずかしさがつきまとう』のである。

田中さんの連載は、今回は導入部というか、序章みたいな感じで、次回(来月?)はどのようなものが出てくるのか、田中さん視点のドルフィー論に非常に期待してます。