あうとわ~ど・ばうんど

Live In The World

Live in the World

久々に聴く。

Live in the World/The David S. Ware Quartets」(thirsty ear)。05年、15曲226分。

昨年惜しくも解散してしまったデヴィッド・S・ウェア・カルテットは、間違いなくウェイン・ショーター・カルテットと並ぶ(一般ジャズファンは青筋たてて怒るかもしれないが)、至高のサックスカルテットだった。

本盤は、98年スイスと03年イタリアでのライヴを集めた3枚組み。この奔流のような、しかし温かな包容力あふれる激しき音の流れが、本当に素晴らしい。各CDごとにドラマーが違う(タイトルが『カルテッツ』なのは、そのため)が、スージー・イバーラが在籍していた1枚目が、ぼくは好みです。