Albums of The Year vol.3
【発掘・復刻部門】ベスト5。
- ① Old Folks/渋谷毅・武田和命 4
- 文句なし。今年のベスト1は間違いなくこれでしょう。
- ② Heliocentric Worlds vol.3/Sun Ra
- 今年突如始まったESP既発のリマスター再発と未発表音源の発掘。怒涛のリリースラッシュに嬉しい悲鳴が止まらない。アイラーの「Live on the Riviera」も良かったが、個人的にはコレの衝撃度が大きかった。
- ③ Live in Amsterdam/Stone Alliance
- スティーヴ・グロスマンは70年代のコルトレーン・スタイル時代が好き。アムステルダム、ブレーメン、ブエノスアイレスと3種の発掘ライヴが出たが、アムステルダム盤が一番熱狂的で面白い。
- ④ Complete Studio Recordings/Naked City
- 待ってました。ホント素晴らしい。次は「News for Lulu」と「More News for Lulu」を集成してください。
- ⑤ Way Back When/John Surman
- 1969年というジャズ史上のエポック年に、イギリスでもこんなかっこいいジャズが演奏されていたなんて。
- 番外篇 マイルスのブート
- 今年もいっぱい買ってしまったなあ(笑)。一番聴いたのは「Calypso Frelimo Sessions」かな。
【映像・書籍部門】ベスト5。順位には特に意味なし。
- ① Rising Tones Cross(DVD)
- 11月28日参照。繰り返すようだが、ペーター・コヴァルトのベースソロに感動した。
- ② 東京大学のアルバート・アイラー/菊地成孔・大谷能生(書籍)
- 菊地成孔の欠点は、音楽よりも著書のほうが面白いことではないか。
- ③ 渋さ知らズ/陣野俊史(書籍)
- 渋さ草創期や、長く在籍したミュージシャンたちの発言が面白い(概して現在の渋さには批判的。昔の渋さが好きな自分もなるほどなー、と思う)。
- ④ ローランド・カーク伝(書籍)
- 内容はごった煮状態、まるでカークの音楽のよう(笑)。それにしても、ちょっと誉めすぎじゃないの。
- ⑤ All of Shibusa/渋さ知らズ(DVD)
- 11月27日参照。