あうとわ~ど・ばうんど

収穫

2018年ベスト

12月はすっかり更新が滞ってしまったが、2回しか更新しなかった7月と一緒で、理由を書くと愚痴に終始してしまいそうなので、おとなしく再開することにする。で、この時期恒例のベスト、ということになるのだけれど、今年、その7月についに新譜を買うペー…

2017年ベスト(発掘編)

再発・発掘モノも計5枚。これにはフィジカルもデジタルも両方ある。 David S. Ware Trio / Live in New York, 2010 outwardbound.hatenablog.com Ton-Klami / Prophesy of Nue outwardbound.hatenablog.com Tim Berne / My First Tour - Live in Brussels o…

2017年ベスト(DL編)

今年もダウンロードアルバムを別部門にするが、最近はCDとDLが同時発売というのがザラだし、そのうちほとんどの音楽は配信またはDLという時代が来るかもしれないなあ。ちなみに、ここで取り上げている作品はダウンロードオンリーの場合もあるし、LP…

2017年ベスト(海外編)

さて海外編。10枚を選ぼうと思って、ブログを読み返しながら候補をメモしていったら、半年分だけで20枚をゆうに超えて眩暈がした。どうしても10枚に絞り切れないので、2017年にあやかって17枚にしてみた。選考基準は「国内編」と同じだが、本ブログならでは…

2017年ベスト(国内編)

本年もよろしくお願いします。2017年もジャズが面白すぎた。16年ベストの項でも書いたことだけれど、今ほどジャズが面白い時代はない。世界各地で様々な演奏が音源化され、その気になれば(自分でアクセスさえすれば)どんなものも容易に入手できる。本当に…

2016年ベスト

恒例(と言ったって誰も待ってない)企画をば。今年も大豊作の年となった。ジャズを聴きはじめてもうすぐ30年になるが、今ほど面白い年代はないんではないか、という充実ぶりである。しかも、その気になれば世界のどんな片隅の音源も入手できるし。というわ…

2015年ベスト

ここ何年かは、年末年始をまたいで溜った新譜を聴いていることが多かったが、今年はどうにか年内に聴き終えることができた(年初に届く予定のものがないでもないが)ので、5年ぶりに年内にまとめておきます。しかも今年は例年にない豊作ぶりで、新譜100枚、…

2014年ベスト

ミュージシャンとレーベルのダブりを避ける方針は例年通り。 輸入盤 Sauna Sessionアーティスト: Piero Bittolo Bon's Lacus Amoenus出版社/メーカー: CD Baby発売日: 2014/05/01メディア: CDこの商品を含むブログを見るPiero Bittolo Bon(as, mighty contra…

2013年ベスト

あけましておめでとうございます。さっき、昨年のブログを読み直したら、えーあれもこれも2013年なの?と、すでに遠い記憶の彼方のものもいっぱいありますが、とくに印象に残ったものをば。例年のようにミュージシャンやレーベルのダブりはなるべく避ける方…

2012年 ベスト

例年のように、ミュージシャンおよびレーベルのダブりは避ける方針で。 輸入盤 「Mechanical Malfunction / Weasel Walter - Mary Halvorson - Peter Evans」(10月23日) 「Small Places / Michael Formanek」(10月1日) 「YATAGARASU / Peter Brotzmann -…

昨年の愛聴新譜

あけましておめでとうございます。 例年ならば旧年中に済ませているが、新年になってしまった。 平年のように、昨年聴いた新譜から、ミュージシャンやレーベルのダブりを避ける方針で。 なお、例年以上に『身内』に偏ったが、これはもちろん意図的である(笑…

今年のベスト3

今年ももうすぐ終了。今年はツイッターを始めて、最初はただTL眺めてるだけだったのが、メールス中継で盛り上がったあたりから面白くなり、そのうち短くだらだら書くのに慣れてしまったせいか、特に後半からはブログが留守がちになってしまった。(来年はどう…

今年の愛聴盤

アルバム編。日記での新譜紹介は約70件と、また今年も減ったが、面白いジャズが目白押しで選ぶのに苦労する。 できましたら、皆さんのベストも教えてください。 海外編 「[asin:B002EC3932:title]/Vijay Iyer Trio」(9月7日) 諸事情により削除 「This Bri…

今年印象に残ったライブ

気づけば、あす、大晦日なんですね。やれやれ。 年末恒例、今年の収穫。ライブ編。覚書風。 今年は、ネガティブサンのライブを6本観た。どれが一番、とは言えないが、毎回楽しませてもらった。来年も追いかけるだろう。 梅津和時氏のライブは2本観た。KIKI B…

上半期の愛聴盤10

昨日までで、[新譜]紹介は43回。その中から無理矢理10枚に絞る(オーソドックスなジャズがないなあ。というか、ほとんど紹介もしてないか・・・)。 「Alive in Lisbon/4 Corners」(2月14日) 「Sweetsweat/Brötzmann, Nilssen-Love」(2月17日) 「Bluep…

08年 印象に残った本たち

ジャズ関連の新刊書籍から。 「M/D マイルス・デューイ・デイヴィスIII世研究/菊地成孔, 大谷能生」(4月1、5日) 「中央線ジャズ決定盤101 (CDジャーナルムック―SUPER Disc SELECTION)」(4月18日) 「辛い飴―永見緋太郎の事件簿 (創元クライム・クラブ)/…

08年 印象に残ったアルバムたち

本日はアルバム編。 今年ブログで[新譜]として紹介したものは約100枚。購入枚数は、その1.5倍ぐらいか。年々減る一方。海外モノと国内モノの比率は約3:1。この比率もなぜか開く一方。うーむ・・・・ なお、例年通り、アルバム間のミュージシャンあるいはレー…

08年 印象に残ったライブたち

昨夜は、札幌くうにて年末恒例 Plays RAHSAAN vol.8 & 忘年会。の予定だったのだが、インフルエンザにかかってしまい(梅津和時の新作を聴いていたあたりに発症した)、静養のため断念した。うぅ、ぼくの目からは溢れ出る涙・・・。体は大事にしましょう。 …

08年前半の収穫

今年も、あっという間に半分が終了してしまいましたね。というわけで、例年通り「上半期の収穫」を紹介。今年は豊作の予感がする。 【海外】 「Studio 1/Box」(3月19日) 「Broken Music/Fire Room」(3月29日) 「Boustrophedon (Ocrd)/Evan Parker」(…

今年の愛聴盤 その3

海外編。 Smalltown Superjazzz, Okka-Disk, Clean Feed 等々、今年もハマリまくったなあ。 おかげで3枚に絞りきれなかった(苦笑)ので、5枚紹介。 アルバム間、あるいは昨年とのミュージシャンのダブリはなるべく避ける方針で。 「Vis-A-Vis/Frank Gratko…

今年の愛聴盤 その2

さて、国内編であるが。 ただ愛聴しただけでなく、自分にとってのエポックを重視したため、候補があまりなかった。 かつては海外モノと半々ぐらいだったが、最近は国内ミュージシャンの新譜をあまり聴かなくなっていて、7:3ぐらいに少なくなってしまっている…

今年の愛聴盤 その1

今年もあと3日で終わり。 その間は、たぶんCDを買わないだろうから、[収穫]をまとめておくとするか。 今年ブログで、[新譜]として取り上げたアルバムは100枚を超えている。購入した枚数は大雑把に見積もって、その2倍ぐらいというところか(すでに手放したも…

07年上半期の10枚

今年も、(何もせぬまま)もう半分が終わり。うーむ。 というわけで、恒例(?)の収穫コーナーを。ただし、今年は(たぶん)購入枚数が少なかったので、ジャンル別にせず10枚選んでみた。 本田竹広トリオ ライブ・アット・鹿児島USA・1974/本田竹曠トリオ…

06年収穫祭(下)

『海外部門』。先日よりも選定に苦労した。上3つはよいが、下2つは今の気分で。 【海外】 「Live at Glenn Miller Cafe/Charles Gayle Trio」(7月20日参照) 「Livein Cognito/Big satan」(12月23日参照) 「New Horse for the White House/Territory Band-…

06年収穫祭(中)

本日は『国内部門』。ただ、候補をピックアップしていて気づいたのだが、今年は国内ミュージシャン系アルバムを、選ぶほど買っていないかもしれない。 【国内】 「かなしい/エクスプロージョン/ジム・オルーク/坂田明」(6月28日参照) 「ICOMOS/The World H…

06年収穫祭(上)

今日から、3回シリーズで「今年の収穫」を紹介。初日は『発掘・復刻部門』と『映像・書籍・その他』。 【発掘・復刻】 「Live 1991/Fedayien」(6月2日参照) 「The Topography of the Lungs/Evan Parker」(7月4日参照) 「Unity/Frank Wright」(12月4日参照…

今年上半期

今年もジャズが面白い。全く困ってしまうほど(ホントか?)。聴いても聴いても聴き足りない。いろんな通販サイトを覗いて、ああもっと収入があれば・・・と途方に暮れることもしばしば。もちろん、面白いのは今のジャズだけではない。10代半ばで聴き始めて15…

Albums of The Year vol.3

【発掘・復刻部門】ベスト5。 ① Old Folks/渋谷毅・武田和命 4 文句なし。今年のベスト1は間違いなくこれでしょう。 ② Heliocentric Worlds vol.3/Sun Ra 今年突如始まったESP既発のリマスター再発と未発表音源の発掘。怒涛のリリースラッシュに嬉しい悲鳴…

Albums of The Year vol.2

本日は【国内部門】ベスト5。 ① Show the Frog/梅津和時 全篇バスクラによるソロ。梅津和時のこんなアルバムを待っていた。「I Want to Talk About You」から始まり、動物の名に掛けた自作曲、アイリッシュやアイヌのトラッド、名曲「1970」(ちなみにこの…

Albums of The Year vol.1

気がつけば、今年ももうすぐ終わり。本日(といっても既に日を跨いでいるけれど)から3回シリーズで、「今年の収穫」やります。ただし、自分は音楽的完成度みたいなものはよく分からないので、今年愛聴したものを、今の気分で順位をつけただけのものです。ち…